授業について

[こだわり進学塾なかざわ]の授業は、オーダーメイド授業です。

オーダーメイド授業とは「自分だけの勉強法」を組み立てることができる授業の選択方法です。

20の講座より効率的に組み立てることができ、その目的は基礎・基本事項を【定着】させることです。

受験カリキュラムを進めていくと、必ずどこかで“つまづく”ものですが、その理由のほとんどは基礎・基本事項の定着不足によるものです。(詳しくは〔塾について〕を参照ください)

では、つまづくことなくスムーズに受験カリキュラムを進めるためにはどうしたら良いのか? …その答えは基礎・基本事項を定着させることであり、そのためにオーダーメイド授業を導入しているのです。

 

オーダーメイド授業

 

オーダーメイド授業の中身は、算数を中心とした総合学習が特徴です。

その理由は、算数が最も学習しやすい教科であり成績を上げやすい教科であるからなのですが、その一方で、算数学習の応用によって全ての学力をアップさせることが可能になるためです。

なぜ算数中心の指導なのか?

なかざわ先生塾に通っていなくても、入試で国語の文章題をできる子供はたくさんいますが、塾に通わずに算数の入試問題で合格点をとることはほとんど不可能です。
これは通常の小学校の公教育と、中学受験の入学試験とが乖離していることによっておこる現象です。

 

また、実際の入試問題の配点でも国語の漢字は一問につき1点で三問程度しか出題されません。
対して算数はどのような基礎計算でも一問が5点前後の配点となり、配点から考えると一問の重さが他の教科とは比較になりません。

 

これらのことから、「中学受験の合否は、算数の結果によって7~8割決まる」と言われています。
[こだわり進学塾なかざわ]では、4教科に対して同じだけの力を注ぐのではなく、まずは算数の力を高めることを第一とした講座を設定しています。
算数の強化を通して「思考力」・「論理性」・「発想力」・「計算力」を養い、結果として第一志望に合格するのが目的なのです。

 

その一方で、「受験の算数」ではない角度から、算数を見ることも大切です。
[こだわり進学塾なかざわ]は、一般的な上位校合格を目的にした進学塾ではなく、子供たちの頭を鍛えて、その後の人生を豊かにする、さまざまな能力を勝ち取ることを最重点の目標としています。
そのためのコンテンツのひとつとして、中学受験学習は非常に有益なのです。

だれでも成績がアップする【スキル算数】

[こだわり進学塾なかざわ]が算数を学習の中心にしている理由があと2つあります。

1つは算数が最も学習しやすい教科であり、成績を上げやすい教科だからです。なぜ算数が成績を上げやすいかと言いますと、中学受験の算数は頭の良さだけで解くものではないからです。
しっかりと解法を理解し、ノートにその解法を書いて考えることができれば、誰でも解ける問題がほとんどなのです。

 

では、解法理解はどのようにすれば良いのでしょうか?[こだわり進学塾なかざわ]が提唱する算数学習の根幹には、学ぶことの根源にある下記の事柄があります。

 

学(まな)ぶ = 真似(まね)ぶ

「学ぶ」という言葉は、「真似をする」という言葉と同じ語源から来ています。スポーツでも音楽でも上達への近道は上手な方を見本にして「真似」をすることです。同じように学習も「学ぶ=真似ぶ」ことにより獲得できる技能(スキル)なのです。そして技能(スキル)は、だれでも習得可能なものであるはずです。

 

もちろんスキルの習得が早い子供と遅い子供がいるのですが、時間をかけて丁寧にトレーニングを積むことで、どんな子供でも最終的には充分なスキルを獲得できます。この【スキル算数】によって、算数の問題がわかるようになる、できるようになると、子供たちの興味は俄然算数に向かいます。そして、そこから算数を通して頭を鍛える学習が効率良く行えるようになるのです。

算数を通して、学習の流れそのものをつかむ。

算数の学習を中心にしているもう1つの理由が、「算数を通して学習の流れをつかむこと」が簡単にできることです。学習の流れとは

 

予習⇒授業⇒演習⇒復習       

 

というものです。

塾の生徒には、算数について事前に「解法ノート」を渡し、予習してくるように指導しています。
「解法ノート」とは、[こだわり進学塾なかざわ]の【スキル算数】の要素を濃密に詰め込んだ解説書です。

《 解法ノートとは 》


導入授業の前に活用する、解法を記したノートタイプの解説書です。例えば「つるかめ算」などの場合でも、問題を解く上でどのような解法を身につれば良いのかを事前にトレーニングすることができます。生徒はまず、文章を読んで例題に書いてある解法を真似ながら、自分のノートに書き写します。記載してある文章は、次回の授業での解説と同一内容のため、事前にトレーニングしながら疑問点を確認できるというメリットがあります。子供たちは、自分の知っている内容が授業に出てくると興味を持って傾聴します。さらに導入後には、個別演習によって解法スキル定着のトレーニングを重ねます。このように、学習に少しだけ予習を加えることで、学習全体が楽に進めるようになるのが「解法ノート」なのです。

 

そしてその後、間違えた問題(塾では個別授業により、間違えた問題は一度お直しをしています)を家庭で再度復習し、定着率を上げていきます。

 

この学習の流れは、他の教科(国語・理科・社会)だけでなく、中学や高校での数学・英語などにも生かすことができます。
さらに【スキル算数】の定着率を上げるため、[こだわり進学塾なかざわ]では次のスキルの獲得指導にも力をいれています。

学習技能(スタディスキル)の育成

1.授業を聞くスキル:授業での理解力を上げるために、話を聞くことのトレーニング
2.ノートスキル:ノートをしっかり作り上げて、授業での理解度や問題を整理する能力を上げるトレーニング
3.質問スキル:わからないことや出来ないことを効率的に質問できるようにするためのトレーニング

これらの育成の中心も、算数の授業を通して行っています。

ルールを絞って学習させる。

子供たちに効率よく学習を進めさせるためには、ルールを設定してそれに従って学習を進めることが大切です。ただし、あまりにも複雑や多岐に渡るルールはそれ自体が学習のリズムを悪くする場合があります。

 

[こだわり進学塾なかざわ]の算数授業で決めていることは、「わからないところは付箋を貼っておいて飛ばしておき、あとで質問する」ことだけです。これにより、わからない問題にとらわれてしまうことで集中力を失い、リズムが悪くなるのを防ぎます。

 

このルールが徹底されてくると、家庭での学習でも、わからない時に同じ対処をすることでリズムを保つことができます。さらに、塾に質問を持ってくることによって、その問題だけでなく基礎の部分での不足や忘れていた解法の確認などを行えます。簡単な指示を与えることで、もう少し自分で考えさせることもできますし、子供たちのノートを見ることで、ノートスキルなどの指導もできます。
[こだわり進学塾なかざわ]では、このルールが効果を生み出すよう、個別指導の時間を必ず取り入れるようにしています。

 

1つのルールを遵守することによって、さまざまな効果が期待できる環境を整えることが重要なのです。

汗を書いて覚えることの重要性

国語の漢字・語句や社会や理科の知識など、暗記項目は徹底的におぼえる練習を積むことです。
さらに「おぼえたらすぐテストで確認し、間違えた所はその時に復習して再度テストをする」といった繰り返し学習をする必要があります。おぼえるコツやそのための道具(チェックペンや暗記シート)などで暗記学習を効率的に進めるのは必要ですが、最も大切なことは、おぼえる回数を増やす工夫をすることです。
1日に60分の暗記学習をするのではなく、同じことを1日10分で6日間繰り返した方がより効率的におぼえられますし、短い時間を効果的に使う学習のトレーニングにもなります。

 

同じ暗記学習でも、理科と社会では学習の進め方を変えるべきです。

理科の暗記 は、とにかく声を出しておぼえることです。漢字指定は入試ではほとんど出題されません。憶える練習
また出題された時も難しい漢字ではなく、その言葉をおぼえていれば必ず書けるような用語がほとんどです。学習法としては声を出して音感になれることが重要です。

社会の用語 については、すべて漢字で書けるように練習することです。
実際のテストでは漢字指定で出題されることが多くあります。また、漢字を多く書くことで社会の学習を通して語彙(ごい)を増やし、漢字力を高めるなどの国語力強化にもつながります。

 

暗記学習の秘訣は、“とにかく声を出す!音感になれる!”ことです。

 

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