中学受験について

学習=学習技能(スタディスキル)は
中学合格後の学習でこそ大きく活かされる!
だから・・・合格の先にあるものを目指せる!!

志望校合格は、到達点ではなく“通過点”。

志望校合格は到達点ではなく通過点

子供たちにとっての中学受験は、志望校合格が最終的な到達点ではなく通過点であるべきです。

受験学習を進めることによって、学習嫌いになったり、人に頼らない学習をすすめることができない生徒を生み出すことは、絶対に避けねばなりません。

成績を上げるのと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なことは「勉強の仕方を身につけること」であり、それによって子供たちは「楽」をして勉強ができるようになります。

中学受験の学習は、学習上の技能を身につけるためのトレーニングの機会として最適です。

当塾には、中学受験をしない生徒も在籍していますが、受験カリキュラム・教材を使用して他の生徒と同じように学習を進めています。「勉強は頑張ってやるものではなく、当たり前のようにやる。空気を吸うように意識せずにやれるようになること」が大切なのです。まず勉強の仕方を体得すれば、成績や偏差値はその結果としてついてくるものだと考えます。

中学受験を通して学び方を体得できれば、その後の高校受験・大学学受験の糧(かて)となり、受験勉強が「楽」になるのです。

子供の状態によって、親がやるべきことは様々。

お子様の状態によってやるべきことは様々

中学受験は親の受験と言われています。確かに9歳から12歳の子供だけで挑むには、あまりに難しく無理があります。
具体的にどのように関わるかは、通塾している塾の考え方によって大きく異なります。生徒の管理と教科の指導までやらなくてはいけない場合もあれば、管理だけで教科指導は塾のみの場合などがあります。また、子供たちの状態によっても、やるべきことの状況は変わってくるはずです。

そこで、[こだわり進学塾なかざわ]では個別面談を重視しています。
特に教科指導については、保護者の方が指導するとどうしても感情が先に立ち、親子の関係が難しいことになる場合があります。教科の指導を希望される場合は、個別面談で保護者の方とじっくり話し合うことで、心身ともに負担を感じることなくできるように勧めています。

≪塾長からのメッセージ≫

保護者の皆さんとともに。

私にとって生徒に学習指導をすることは喜び以外の何物でもなく、人が成長する姿を目のあたりにすることができる楽しさ、それに関与できる面白さをこれまでに数多く体験しております。そして、できればその喜びや面白さを保護者の皆さんとともに感じたいと常々考えております。実際、個別面談でお子様の成長の姿を喜び、興奮してお話しすることで、保護者の方が引いてしまうような場合が時にあります。
お子様の受験学習にノータッチではなく、さまざまな関わりを持つことを私と一緒に楽しんでいただければ、こんなに喜ばしいことはありません。

個人塾だからこその「絆」を

勉強を教えること大好きな私ですが、もうひとつの楽しみに保護者の皆さんとの面談があります。
私の塾では基本的に3カ月ごとに個別面談を開かせていただいておりますが、個人塾ですので塾長である私の考えや指導をしっかりお伝えし、現在のお子様に対してどのようなことが必要で、それに対して私がどのような指導をしているのかを詳細にお話させていただきます。
当然、ご家庭での学習の進め方や、お子様との接し方、お子様の性格にあった学習法の検討など、通常の塾では難しい踏み込んだ指導をさせていただいております。また、面接日を日曜日にすることで、普段はお仕事で忙しいお父様ともお話しさせていただく機会をもうけております。

長期間にわたるご家庭とのふれあいのなかで、数字や人気だけにとらわれない、よりお子様に最適な学校選びなどもお手伝いできるようになります。

「卒業後も何かあれば相談に乗れるような絆をご家庭と築き上げたい」

―その思いを個別面談でお伝えできるように努力しております。

難しいことをやれば、簡単なことができるわけではない。

中学受験学習にともなう誤解の一つに、難問の扱いがあります。難関中学には、学力によって差が開くような、いわゆる難問が出題されます。そのことのみを取り上げて「難しい問題が解けること=難関中学合格」といった風潮が中学受験業界にはあり、テキストや参考書などにもあえて難しい問題が入っています。

保護者の方の中には「テキストにあるからには解けなければいけない」と思いこみ、お子様の学力レベル以上の問題を解かせるトレーニングに躍起になる方もいますが、あまり意味のあることではありません。
入試の合否について言うと、“難問しか出題されない中学校など ほとんどなし”です。

 

第一に、難問しか出題されない中学校はほとんどありません。
第二に、本当に差がつくのは難問ではなく、基礎・標準問題を取りこぼすことによってです。

 

 

また、学習に関して言うと、難問を扱う前に基礎を充実させる必要があります。ここで言う基礎とは基本的な問題のことではなく、その領域において自分が理解し、できるようになった事柄のことです。基礎の重視こそが、子供たちの学習をさらに高いレベルに引き上げる力となるのです。
例えば、算数のテキストの基本問題ができるようになれば、すぐに練習問題にいくのではなく、もう一度同じレベルの問題を繰り返し、解き方や考え方の定着を図るような学習を進めるべきです。
足場や土台が安定してこそ、次の飛躍のための力が充分に発揮できます。基礎の充実とは、できるようになったことを、より確実にできるようにするトレーニング方法にあるのです。

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